”浮世絵を楽しみながら、ほっこりとお酒と器を愉しむ”

そんな器を求めて、誕生したのが浮世絵硝子です。

日本の伝統工芸品である江戸硝子に、主に浮世絵をモチーフにしたデザインを彫刻した「浮世絵グラス」等の器を製作しています。

いわゆる ”江戸切子”よりも、曲線や細かいデザインを表現することができるサンドブラストの技法を用い、ガラス作家・雫色が、デザインから製作まで一点一点、心をこめて手掛けております。

大切な方へのお祝いや、外国の方へのお土産に、お店では手に入らない逸品をぜひどうぞ。


1.江戸硝子について

浮世絵グラスは、国の伝統的工芸品である「江戸硝子」を用いて製作されています。


「江戸硝子」は、江戸時代からの伝統を継承し、手造りで製造されたガラス製品で、有名な江戸切子は江戸硝子を用いて製作されたものの一つです。

2.職人の技

①デザイン

浮世絵等をモチーフにしたデザインを専用のシートに印刷し、グラスに貼ります。

②カッティング

サンドブラストという技法で、シートをカットした部分に機械で砂を吹き付け彫刻します。

サンドブラストの主な特徴は、深彫りとグラデーションができることです。

これは同じガラスを用いて製作される「江戸切子」では表現することができない特徴です。

③深彫りとグラデーション

サンドブラストという技法で、シートをカットした部分に機械で砂を吹き付け彫刻します。

サンドブラストの主な特徴は、深彫りとグラデーションができることです。



◆技法1:深彫り

より深く彫る部分のシートを先にカットしてはがし、ブラストします。後から彫る部分はカットだけしておきます。

シートをはがすタイミングは何段階にも分かれるため、綿密な計画が必要です。

◆技法2:グラデーション

砂の吹き付け具合を調整しながら、適度な色合いに仕上げます。

ブラストしすぎると元に戻せないので、慎重な作業です。





サンドブラスト(*)

サンドブラストですりガラスの表面にサンドブラスト特有の美しい模様やイラストを描くことができます。

江戸切子よりも曲線や細かいデザインを表現することができます。

3.作家について

ガラス作家/デザイナー
雫色(しずくいろ)


主に浮世絵をモチーフにしたガラス製品をサンドブラストという技法で製作。


webデザイナーとして10年余り活動していく中で、”形に残るもの” を国内外向けに製作していきたい、と強く思うようになる。

幼少期から日本の伝統文化に興味があり、お酒を飲みながら浮世絵を多くの人に楽しんでもらいたいと思い、浮世絵中心のモチーフで和風のグラスを作り始める。


現在は、イベントでの出店やインターネットでの販売を中心に活動中。